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犬を預けるならどこがいい?|ペットホテル・ペットシッター・知人の選び方とお盆・帰省前の準備

対象の目安: 全ライフステージ

アサヒ編集長 / お迎え・住環境担当
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犬を預けるならどこがいい?|ペットホテル・ペットシッター・知人の選び方とお盆・帰省前の準備

お盆の帰省や夏の旅行が近づくと、「そのあいだ犬をどうしよう」という悩みが出てきます。預け先にはペットホテルやペットシッター、知人にお願いする方法などがあり、それぞれ環境の変わり方や見守りの時間、急病時の対応が違います。この記事では、選択肢ごとの特徴を表で比べながら、料金の目安や選び方の軸、どの子にどの方法が向きやすいか、そして2026年のお盆前に間に合わせたい準備の手順までを整理します。

まず預け先の選択肢を知る

犬を預ける方法は、大きく次の4つに分けられます。それぞれ「環境がどれだけ変わるか」「人の目がどれだけあるか」で性格が異なります。

  • ペットホテル(専門施設・動物病院併設・トリミングサロン併設など): 施設に泊まる。設備やスタッフ体制がまとまっている一方、自宅とは環境が大きく変わります。
  • ペットシッター(自宅訪問): シッターが自宅に来て世話をする。環境は変わりませんが、基本は1回あたり短時間の訪問で、留守の時間帯は犬だけになります。
  • 知人・親戚に頼む: 気心が知れた相手なら安心感がありますが、急病時の判断や責任の所在をあらかじめ話し合っておく必要があります。
  • ペット同伴可の宿に一緒に行く/連れて行く: 預けない選択。ただし移動や滞在のストレス、同伴の条件確認が前提になります。

メモ

ペットホテルやペットシッターのように、他人の犬を業として預かる事業は、環境省の動物愛護管理法にもとづく「第一種動物取扱業(保管など)」の登録が必要とされています。登録番号や動物取扱責任者の掲示があるかは、信頼できる預け先かを見分けるひとつの目安になります。

第一種動物取扱業の登録義務や規制の枠組みは環境省「第一種動物取扱業者の規制」で示されています。選択肢ごとの特徴の整理はイオンペット(ペテモ)やペットシッターFluvの解説を参考にしています。

選択肢を表で比較する

同じ「預ける」でも、犬にとっての体験はかなり違います。おもな違いを整理しました。数値や対応は施設・事業者ごとに異なるため、あくまで一般的な傾向としてご覧ください。

項目ペットホテルペットシッター(自宅訪問)知人・親戚同伴/連れて行く
環境の変化大きい(施設へ移動)小さい(自宅のまま)中くらい(相手宅など)移動先による
他の犬との接触ありうる基本なし相手の飼育状況による宿・場所による
見守りの時間施設の体制による(夜間常駐は施設差)訪問時のみ、間は不在相手の在宅時間によるほぼ常時一緒
急病時の対応併設・提携病院なら比較的早い事前取り決めが前提事前取り決めが前提旅行先の病院を要確認
料金感1泊単位で発生訪問1回単位で発生謝礼・実費が中心宿泊費に同伴料など

犬同士の接触を避けたい、生活環境を変えたくない、という場合は自宅訪問が向きます。一方で、留守の時間帯もできるだけ人の目があってほしい場合は、夜間の体制が整ったホテルが候補になります。「何を最優先にしたいか」を先に決めると選びやすくなります。

ペットホテルとペットシッターの見守り時間や急病対応の違いについては、ペットシッターFluvの比較解説を参考に整理しています。

料金の目安を押さえる

料金は地域・犬のサイズ・設備・時期で大きく変わります。以下は「目安」であり、実際の金額は必ず各施設で確認してください。

  • ペットホテルの宿泊: 犬1泊でおおむね5,000〜15,000円が目安。小型犬は比較的安く、大型犬ほど高くなる傾向があります。
  • 繁忙期の加算: 年末年始・ゴールデンウィーク・お盆や夏休みなどは、通常料金への加算(施設によっては1泊あたり数千円程度の上乗せ)や、早期の満室が起こりやすくなります。
  • ペットシッターの訪問: 1回(1訪問)あたりおおむね2,500〜5,000円程度が目安。基本は短時間の訪問で、延長・早朝深夜・多頭・交通費などが加算されることがあります。

宿泊型は「泊数×1泊料金」、訪問型は「訪問回数×1回料金」で総額が変わるため、留守にする日数と、1日に何回来てもらうかで費用感が変わります。数字だけで比べず、含まれるサービス(散歩・食事回数・報告など)まで確認しましょう。

ヒント

お盆や年末年始は「早割」や「連泊割引」を設けている施設もあります。金額だけでなく、キャンセル料の発生時期(何日前から何%かかるか)もあわせて確認しておくと安心です。

宿泊料金やサイズ別の傾向は動物病院サプリの料金相場解説、シッターの1回あたり料金の目安はペットシッターFluvの料金解説を参考にしています。金額はいずれも目安で、施設・事業者により異なります。

選び方の軸

見学や問い合わせのときに、次の点を確認すると比較しやすくなります。

環境と衛生・安全

  • 清潔さ(においや床・ケージの状態)
  • 空調と室温管理(夏の暑さ対策が十分か)
  • 犬同士のトラブルを避ける区分けができているか

人の体制と急病対応

  • スタッフの人数や夜間の見守り体制
  • 急病・けがのときの動物病院との連携(併設・提携の有無、連絡の取り決め)
  • 世話の様子を写真やメッセージで報告してもらえるか

契約前に確かめること

  • 見学や事前面談・トライアル(一時預かり)ができるか
  • 口コミや実績、対応してくれる人の説明のわかりやすさ
  • 予約・キャンセル規定、料金に含まれる範囲

注意

いきなり長時間預けると、環境の変化で強いストレスがかかることがあります。可能なら見学や短時間のトライアルを挟み、その子が過ごせそうかを確かめてから本番の予約を決めましょう。夏場は特に、空調が効いているか自分の目で見ておくと安心です。

見学・事前面談・トライアルや急病時の病院連携を重視する考え方は、イオンペット(ペテモ)の施設の選び方解説を参考にしています。

どの子にどの方法が向きやすいか

向き不向きには個体差が大きく、一概には言えません。以下は「傾向」として、迷ったときの手がかりにしてください。

  • 分離不安ぎみの子: 環境が変わらない自宅訪問だと負担が小さいことがあります。ただし留守の時間帯は犬だけになるため、訪問回数や過ごし方の相談が大切です。
  • シニアの子: 生活リズムや設備が変わらない自宅訪問が候補になりやすい一方、こまめな見守りや介護が必要なら、対応できるシッター・施設かを個別に確認します。
  • 持病がある子・服薬中の子: 投薬の可否、急変時の連絡と受診の段取りを事前に取り決められる預け先を選びます。動物病院併設のホテルが候補になることもあります。
  • 人にも他の犬にも慣れている社交的な子: ホテルでの集団環境にも比較的なじみやすい傾向があります。

いずれの場合も「うちの子はこれで大丈夫」と決めつけず、体調や性格、当日の様子を見て柔軟に見直しましょう。気になる持病や不安がある場合は、預ける前にかかりつけの動物病院に相談しておくと安心です。

年齢を重ねてから、環境が変わると食欲が落ちてしまって。自宅に来てもらう形にしたら、いつもどおり過ごせて助かりました、という声もよく聞きます。
シニア犬と暮らす飼い主

環境の変化に弱い子や持病のある子で自宅訪問や病院連携を検討する考え方は、イオンペット(ペテモ)およびペットシッターFluvの解説を参考にした一般的な傾向です。診断や適否の判断は獣医師にご相談ください。

預ける前の準備

準備は早めが肝心です。特にお盆や年末年始は予約が埋まりやすく、ワクチンの接種時期も逆算が必要です。

ワクチン接種証明の準備

多くのペットホテルでは、感染症を防ぐために1年以内の狂犬病ワクチンと混合ワクチンの接種証明書の提示を求められます。接種直後は免疫が安定しないため、預ける日の2週間以上前までに接種を済ませておくのが基本です。混合ワクチンの種類や必要書類は施設によって異なるので、予約時に確認しましょう。

注意

証明書は当日忘れると預けられないことがあります。接種記録(証明書やシール)は早めに手元にまとめ、コピーやスマホ撮影も用意しておくと安心です。持病などでワクチンを打てない事情がある場合は、対応可否を必ず事前に相談してください。

持ち物と情報の共有

いつもと同じものがあると、犬は落ち着きやすくなります。フードやおやつは普段のものを、寝具は使い慣れたにおいのついたものを持たせましょう。持病の薬は与え方をメモに、連絡先やかかりつけ医の情報も一緒に渡します。トイレのしかたやクセ、苦手なことも共有しておくと、預け先が対応しやすくなります。

迷子対策の確認

万一に備えて、マイクロチップの登録内容が最新か、迷子札(鑑札を含む)が付いているかも見直しておきましょう。連絡先が古いままだと、いざというときに役立ちません。

ワクチン接種証明の必要性や接種2週間前の考え方、当日の持ち物については動物病院サプリのペットホテル解説を参考にしています。詳細な条件は各施設にご確認ください。

予約から当日までの流れ

初めての預け先ほど、余裕をもって段取りしましょう。お盆前は前倒しが安心です。

  1. 1

    預け先を決める

    日数・予算・その子の性格から、ホテル/シッター/知人などの方針を選びます。
  2. 2

    見学・面談をする

    施設の清潔さや空調、スタッフの対応、急病時の連携を確認します。シッターなら事前面談で相性を見ます。
  3. 3

    予約とワクチン証明を準備する

    繁忙期は早めに予約。接種は預ける2週間以上前に済ませ、証明書を手元にまとめます。
  4. 4

    持ち物を用意する

    フード・おやつ・寝具・薬と与え方メモ・連絡先・かかりつけ医情報をそろえます。
  5. 5

    トライアルで慣らす

    可能なら短時間の一時預かりや試し訪問で、環境に少し慣れてもらいます。
  6. 6

    当日

    体調を確認し、いつもどおりあっさり送り出します。緊急連絡先が通じる状態にしておきます。

準備チェックリスト

出発前に、次の項目をひととおり確認しておきましょう。

犬を預ける前のチェック

  • 預け先の予約とキャンセル規定を確認した
  • 狂犬病・混合ワクチンの接種証明を用意した(2週間以上前に接種)
  • いつものフード・おやつを必要日数分そろえた
  • 使い慣れた寝具・においのついたものを入れた
  • 持病の薬と与え方メモを準備した
  • 連絡先・かかりつけ医の情報を渡した
  • トイレやクセ・苦手なことを共有した
  • マイクロチップの登録内容と迷子札を確認した
  • 可能なら短時間のトライアルをしておいた

よくある質問

お盆に預けたいのですが、いつまでに予約すればいいですか。
施設によりますが、お盆や年末年始などの繁忙期は早くから満室になりやすいため、日程が決まったらできるだけ早く問い合わせるのが安心です。ワクチンの接種時期も逆算が必要なので、預ける2週間以上前には接種を済ませておきましょう。
ペットホテルとペットシッター、どちらがいいですか。
一概には言えません。環境を変えたくない・他の犬と接触させたくない場合は自宅訪問のシッター、留守の時間帯も見守りがほしい・設備を重視する場合はホテルが候補です。その子の性格や体調、留守にする日数から選びましょう。
料金はどのくらいかかりますか。
目安として、犬の宿泊は1泊おおむね5,000〜15,000円、シッターの訪問は1回あたり2,500〜5,000円程度です。ただしサイズ・地域・時期・オプションで大きく変わり、繁忙期は加算されることもあります。必ず各所で見積もりを確認してください。
ワクチンを打っていないと預けられませんか。
多くの施設で1年以内の狂犬病・混合ワクチンの接種証明が必要です。ただし対応は施設ごとに異なり、事情に応じて相談できる場合もあります。打てない事情があるときは、予約前に必ず確認しましょう。
分離不安が強い子でも預けられますか。
傾向としては、環境が変わらない自宅訪問が負担になりにくいことがあります。ただし留守の時間帯は犬だけになるため、訪問回数や過ごし方の相談が大切です。不安が強い場合は、事前にかかりつけの動物病院に相談しておくと安心です。

まとめ

犬の預け先は、環境の変わり方と見守りの時間で性格が違います。他の犬と接触させたくない・環境を変えたくないなら自宅訪問、留守の時間帯も見守りや設備を重視するならホテル、というように「何を最優先にするか」を先に決めると選びやすくなります。料金はあくまで目安で、施設ごとに幅があります。お盆前は予約もワクチン接種も早めに動き、見学やトライアルでその子に合うかを確かめておきましょう。いつものフードや寝具を持たせ、迷子対策と緊急連絡先を整えておけば、離れているあいだも落ち着いて過ごしてもらいやすくなります。

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