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犬用おむつ・マナーベルト・サニタリーパンツの選び方|タイプ別比較とサイズの測り方

対象の目安: 全ライフステージ

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犬用おむつ・マナーベルト・サニタリーパンツの選び方|タイプ別比較とサイズの測り方

「マナーベルト」「マナーウェア」「サニタリーパンツ」「犬用おむつ」。名前は似ていても、覆う範囲も吸収量も、想定している使用時間もまったく違います。用途と違う使い方をするとズレや漏れが起こりやすく、それがそのまま皮膚トラブルにつながることもあります。この記事では、床に敷くペットシーツとは役割の異なる「体につけるタイプ」に絞って、必要になる場面、タイプ別の比較、胴まわりの測り方、蒸れ・かぶれ対策、慣らし方までを整理します。

どんな場面で必要になるか

「うちはトイレを失敗しないから関係ない」と思っていても、犬と暮らす年月のなかで必要になる場面は意外に多くあります。

  • シニア期の介護: 加齢や認知機能の低下などで、今までできていた排泄が急にできなくなることがあります。寝たきりの場合は、おむつとトイレシーツを併用して寝床の汚れを防ぐ方法が紹介されています。
  • 室内・外出先でのマーキング: 男の子はトイレトレーニングが完璧でも、他の犬のにおいがする場所ではマーキングをすることがあります。ドッグラン、車内、カフェ、旅先の宿、訪問先などで役立ちます。
  • 女の子のヒート(発情出血)の期間: 発情前期と発情期にそれぞれ7〜10日ほど陰部からの出血が見られます。量の個体差が大きく、自分でなめてきれいにする子は不要な場合もあります。カーペットやソファを汚すときに使う、という考え方が自然です。
  • ペットホテル・動物病院・公共の場でのマナー: 施設によっては粗相の可能性がある子に着用をお願いされることがあります。事前の確認を。
  • 術後や病気で一時的に必要なとき: 排泄のコントロールが難しい時期に使うことがあります。ただし患部の保護に関わる場合は動物病院の指示を優先してください。

寝たきり時のおむつとトイレシーツの併用、男の子はマナーベルトから始めると受け入れやすい傾向があることはGREEN DOG & CAT(ドッグトレーナー 三井惇氏取材)、マーキング対策が役立つ場面はペトコト、発情前期・発情期がそれぞれ7〜10日程度で出血量に個体差があることはアニコム損保「犬との暮らし大百科」(獣医師 石川美衣氏監修)によります(2026年8月確認)。

メモ

床に敷くペットシーツは「受け止める」道具、この記事で扱うのは「体につけて漏らさない」道具です。介護期は両方を組み合わせると、寝床の汚れも交換の手間も減らせます。

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タイプ別に比較する

呼び名はメーカーによって揺れますが、構造で分けると次の5つに整理できます。

タイプ対象覆う範囲向いている場面気をつけたい点
マナーベルト(マナーバンド・腹巻き型)男の子下腹部を1周外出先のマーキング対策、おむつを嫌がる子の入り口うんちは受け止められない。巻く位置が後ろすぎると内股がこすれる
マナーウェア男の子用(使い捨て)男の子下腹部を1周(吸収体一体型)旅行・宿泊・カフェ、粗相対策前後を逆に着けると漏れる
サニタリーパンツ・マナーウェア女の子用女の子パンツ型(しっぽ穴あり)ヒート中の出血、女の子の尿もれしっぽ穴の位置が合わないとズレる
男女兼用のフルカバーおむつ男女とも下半身全体(テープ型・パンツ型)介護、寝たきり、長時間の装着蒸れやすい。うんちは吸収されず早めの交換が必要
おむつカバー・サスペンダー等の補助具男女とも上から重ねて固定ズレやすい子、胴長の子締めすぎ注意。単体では吸収しない

フルカバーおむつは、テープで留めるタイプが就寝時や留守番などの「おうちシーン」向き、パンツ型が動き回る子向き、という使い分けが製品側でも想定されています。

ヒント

おむつを嫌がる男の子は、まずマナーベルトから試すと受け入れやすい傾向があります。体に触れる面積が小さく、着脱も簡単だからです。短時間から始めて少しずつ時間を延ばしていきましょう。

紙(使い捨て)と布(洗える)の違い

同じタイプでも、素材によって手間とコストの重心が変わります。

項目紙(使い捨て)布(洗えるタイプ)
吸収高分子吸収材で素早く吸い、逆戻りしにくい本体はカバー役。内側にパッドやシーツを当てて吸わせる構造が多い
手間・衛生汚れたら捨てるだけで毎回新品洗濯が必要。乾燥が不十分だとにおいの原因に
コスト1枚あたりの単価が積み上がる初期費用はかかるが長く使える
向く場面長時間の装着、介護、旅行短時間のマーキング対策、日常の使い回し

介護のように長時間の装着が前提なら吸収量を確保できる使い捨て、外出時の短時間のマナー対策なら布タイプでも十分です。「介護は紙、おでかけは布」と役割を分けて両方持っておく飼い主さんも多いです。

選び方の軸

7つのチェックポイント

  • サイズ: 体重ではなく胴まわりの実測で選ぶ。指が1〜2本入る締め具合が目安
  • 吸収量: 想定使用時間で選ぶ。日中の外出用と就寝・留守番用では必要な量が違う
  • 通気性: 全面通気シートなど、ムレを防ぐ構造かどうか
  • 漏れ対策: 足まわり・胴まわりのギャザーの立ち上がり、しっぽ穴の位置が体に合っているか
  • ずれにくさ: テープの調整幅、サスペンダーやカバーで補強できるか
  • コスト: 1枚あたりの単価と1日の使用枚数で見積もる
  • 着け心地: 歩き方が変わらないか、排泄を我慢していないか

吸収量については、製品の「6時間」「12時間」といった表示が、健康な犬の平均的なおしっこ量を参考にした目安である点を押さえておくと選びやすくなります。尿量や回数には個体差があるため、表示時間内でも中が濡れていればその時点で交換するのが安全です。

マナーウェアが健康な犬の6時間、長時間タイプが12時間の平均オシッコ量を参考にした設計であること(いずれも個体差がある旨の注記あり)、全面通気シートによるムレ対策、指が1〜2本入る締め具合という装着の目安は、ユニ・チャームの製品ページおよびウェブマガジン「オムツかぶれを防いでお尻周りを快適に過ごすには」によります(2026年8月確認)。

サイズの測り方

同じ体重でも体型はさまざまです。犬種名や体重だけで選ぶとゆるすぎたりきつすぎたりしやすいので、実測が基本になります。注意したいのは、測る位置がタイプによって違うことです。

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    立たせた状態で、指定された位置の胴まわりを測る

    マナーウェアの場合、男の子用は「前足付け根と後ろ足付け根との中間部分の胴まわり」、女の子用は「後ろ足付け根から前足付け根までの間の1/3のところ」と位置が指定されています。買う製品のサイズ表に書かれた位置に合わせて測ってください。
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    メジャーは強く締めず、そっと1周させる

    きつく引くと実寸より小さく出ます。毛量が多い子は、毛を軽く押さえながら測ると誤差が減ります。
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    適応胴まわりを優先してサイズを決める

    適応体重も参考になりますが、メーカー自身が「適応胴まわりを参考に選ぶ」と案内しています。体重欄と胴まわり欄で候補がずれたときは胴まわり側を優先します。
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    まずお試しパックなど少量で試す

    同じサイズ表記でもメーカーごとに形が違います。いきなり大袋を買わず、少量パックで着け心地を確認するほうが無駄になりません。
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    装着後に歩かせて確認する

    おなかまわり・足まわりに指が1〜2本入るくらいのフィット感が目安です。歩きにくそうにしていないか、内股がこすれていないかを見ます。

参考までに、ユニ・チャームのマナーウェア男の子用は適応胴まわり10〜25cm(適応体重1.0〜2.5kg)のSSSSから50〜55cm(9.5〜12.0kg)のLLまでの7サイズ、女の子用は10〜25cmのSSSSから40〜55cmのLまでの6サイズ、男女共用の長時間タイプは15〜25cmのSSSから55〜85cmのLLまでの6サイズが用意されています。同じブランド内でも男女で刻みが違うことがわかります。

メモ

サマーカットなどで毛を短くした直後は、いつもよりワンサイズ小さいものが合うことがあります。逆に、介護期にやせてきた場合でも、尿量はやせる前と変わらないことがあるため、小さいサイズに替えるのではなく同じサイズをしっかり締めて使うほうがよい、とメーカーは案内しています。

サイズ展開・適応胴まわり・測定位置の指定、「適応胴まわりを参考に選ぶ」旨、サマーカット後はワンサイズ小さめ、やせてもサイズを下げずしっかり締めて使う推奨は、いずれもユニ・チャーム ペットの公式サイズ選びページおよびウェブマガジンの記述によります(2026年8月確認)。他社製品は規格が異なるため、必ず購入する製品のサイズ表をご確認ください。

蒸れ・おむつかぶれを防ぐ

体につける排泄グッズでいちばん気をつけたいのが皮膚のトラブルです。おむつかぶれは、当たっている部分が赤くなる、湿疹ができる、ただれる、といった形で現れ、かゆみを伴うことも多いとされています。かゆがって噛んだり引っかいたりして悪化させてしまうこともあります。

主な原因は3つです。サイズが合っていないこと(大きすぎ・ゆるすぎるとズレて皮膚がこすれ、小さすぎると締めつけで血行が妨げられる)、排泄後の通気の悪さ(ムレると雑菌が繁殖し、皮膚がふやけて刺激に弱くなる)、そして排泄物が長時間肌に触れることです。

かぶれを防ぐための習慣

  • 体に合ったサイズを選び、ズレない締め具合に調整する
  • 使用目的に合った製品を使う(マナーケア用と長時間の介護用は設計が違う)
  • 排泄がわかったら早めに交換する。吸収されないうんちは最優先
  • 必要なとき以外は着けず、外す時間をつくる
  • 外したら、おしりまわりや被毛の汚れをやさしく取り除く
  • 強くこすらず、おしりふきやぬるま湯で落として水分を押さえるように拭く
  • 長毛の子はおなかまわり・おしりまわりの毛を短めにカットしておく

注意

装着部の赤みがなかなか引かない、ただれている、かゆがって噛んだり引っかいたりする、といったようすがあるときは、家庭でのケアだけで様子を見ず早めに動物病院を受診してください。人間用の市販薬を自己判断で塗るのは避け、処方された薬は獣医師の指示どおりに使いましょう。

おむつかぶれの症状、3つの原因、5つの予防法、改善しない場合は早めの受診という流れは、キミおもい(大王製紙)「犬のおむつかぶれを予防しよう!」(獣医師 松田唯氏監修)によります。外す時間を多くとること、患部の被毛を短くカットして清潔に保つこと、動物病院では剃毛・塗り薬・重い場合の内服が行われることは、いぬのきもちWEB MAGAZINE(獣医師 白山さとこ氏監修)によります(2026年8月確認)。

ヒント

拭き取りすぎ・乾かしすぎも刺激になります。摩擦の強い拭き方は控え、ドライヤーを高頻度で当てるのは皮膚の乾燥につながるため避けたほうがよい、とユニ・チャームのウェブマガジンでは案内されています。

人間用のもので代用しない

コストを抑えたくて人間用の生理用ナプキンや尿とりパッド、紙おむつを流用しようと考える方がいますが、これはトラブルの原因になりやすい方法です。生理用ナプキンは経血を想定した設計で尿の吸収量が十分でなく、尿とりパッドは尿を吸うものの犬の体型に合わせて装着できないため漏れにつながります。人間用の紙おむつも体にフィットさせるのが難しく、多くの犬種ではしっぽが問題になります。しっぽを通すために自分で穴を開けると、吸収体が外に出て犬が口にしてしまう可能性もあります。

注意

吸収体(高分子吸収材)を口にしてしまうと誤飲のリスクがあります。破いて中身が出た状態のおむつを使い続けないでください。飲み込んだ可能性があり、元気がない・繰り返し吐く・便が出ないなどのようすがあれば、すぐに動物病院に連絡してください。

人間用の生理用紙ナプキン・尿とりパッド・紙おむつを代用した場合の問題点(吸収量不足、体型に合わず尿モレ、しっぽ穴を独自に開けると吸収体が外に出て犬が口にする可能性)は、ユニ・チャーム ウェブマガジンの記述によります(2026年8月確認)。

慣らし方

いきなり本番で使うのは、いちばん失敗しやすいパターンです。マナーベルトに慣れないうちは、巻いた途端に腰が引けて動けなくなったり、排泄を我慢してしまって装着そのものがストレスになる犬もいます。

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    まず見せて、においを嗅がせる

    床に置いて自由に確認させます。近づいたり触れたりしたら褒めておやつを渡し、「怖いものではない」と伝えます。
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    30秒だけ着けて、すぐ外す

    着けたらすぐにおやつ。嫌がる前に外すのがコツで、「着ける=いいことが起きる」の順番を作ります。
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    着けたまま遊ぶ

    数分だけ着けた状態で、いつもの遊びやおやつタイムを挟みます。固まってしまう子は無理に歩かせず、名前を呼んで誘導する程度に。
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    時間を少しずつ延ばす

    数分から10分、30分と段階的に。毎回、内股のこすれや跡が残っていないかを確認します。
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    家の中で本番と同じ時間を試す

    外出先で使いたい長さを、まず自宅で試します。問題がなければ短いおでかけから使ってみましょう。
粗相が増えてあわててフルカバーおむつを買ったのですが、着けた瞬間に固まってしまって。マナーベルトに切り替えて、数十秒だけ巻いておやつ、を1週間続けたら普通に歩けるようになりました。急がなくてよかったです。
13歳の中型犬と暮らす飼い主

注意

巻く位置が後ろすぎると、内股のひだの部分がこすれて傷つくことがあります。装着後に歩くようすを見て確認してください。着けている間に排泄を我慢してしまう子は、装着時間を短くする、トイレに誘導するタイミングを増やすなどの調整が必要です。

慣れないうちは腰が引けて動けなくなる子や排泄を我慢してしまう子がいること、自宅で少しずつ慣らしてから外出先で使うこと、後ろすぎる位置に巻くと内股がこすれる可能性、少量の尿でも放置すると炎症の恐れがあるためこまめに取り替えることは、ペトコト「犬のマナーベルトおすすめ7選」によります(2026年8月確認)。

メモ

マナーベルトやおむつは、マーキングそのものをやめさせるしつけではありません。あくまで外出や暮らしをラクにする補助アイテムです。室内マーキングが急に増えた場合は、行動面の理由だけでなく体調の変化が背景にあることもあるため、気になるときは動物病院に相談してください。

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場面別の商品例

商品名は一般的なカテゴリ名で、特定製品の効果を保証するものではありません。価格・在庫・仕様は変動します。購入前に必ず最新の商品ページでサイズ表・適応胴まわり・想定使用時間を確認してください。

男の子用マナーウェア(使い捨て・巻くタイプ)

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男の子用マナーウェア(使い捨て・巻くタイプ)

下腹部にくるっと巻いて留める使い捨てタイプ。旅行や宿泊、カフェ、訪問先など、マーキングを避けたい外出時に。前後を間違えると漏れの原因になるので表示を確認してから装着を。うんちには対応していません。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

女の子用サニタリーパンツ・マナーウェア(ヒート・尿もれ対策)

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女の子用サニタリーパンツ・マナーウェア(ヒート・尿もれ対策)

しっぽ穴を通して履かせるパンツ型。ヒート中の出血でカーペットやソファを汚すときや、女の子の尿もれ対策に。出血量が少なく自分でなめてきれいにする子は必要ない場合もあります。つけっぱなしにせず外す時間を。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

男女兼用のフルカバーおむつ(介護・長時間向け)

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男女兼用のフルカバーおむつ(介護・長時間向け)

下半身全体を覆うテープ型・パンツ型。寝たきりや夜間の粗相など、長時間の装着が前提の場面に向きます。うんちは吸収されないため気づいたら早めに交換を。寝床にトイレシーツを重ねておくと外れたときも安心です。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

洗えるマナーベルト・おむつカバー(ズレ対策の補助具)

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洗えるマナーベルト・おむつカバー(ズレ対策の補助具)

内側にパッドやシーツを当てて使う布タイプと、おむつの上から重ねてズレを防ぐカバー・サスペンダー型。胴長の子や、歩き回ってすぐ外れる子の補助に。洗い替えの予備を用意し、締めすぎないよう調整してください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

購入前チェック

買う前に確認したいこと

  • 用途は決まっているか(外出時のマナー/ヒート/介護/術後で選ぶ製品が変わる)
  • 購入する製品のサイズ表を見て、指定された位置の胴まわりを実測したか
  • 候補がずれたとき、適応体重より適応胴まわりを優先したか
  • まずお試しパックなど少量で相性を確かめる予定か
  • 外す時間・交換のタイミングを生活リズムに組み込めるか
  • 布タイプなら洗い替えの予備を用意したか
  • 装着部の皮膚を毎日見る習慣をつくれるか

よくある質問

マナーベルトとマナーウェア、犬用おむつは何が違いますか。
覆う範囲と想定用途が違います。マナーベルト(マナーバンド)は男の子の下腹部を1周させる腹巻き型で、布タイプと使い捨てタイプがあり、うんちには対応していません。女の子用のサニタリーパンツ・マナーウェアはしっぽ穴を通して履かせるパンツ型です。男女兼用のフルカバーおむつは下半身全体を覆い、長時間の装着や介護を想定した設計になっています。用途と違う使い方をするとズレや漏れが起きやすいので、目的に合ったものを選んでください。
サイズはどう選べばいいですか。
体重ではなく胴まわりの実測で選びます。測る位置はタイプごとに違い、ユニ・チャームの場合、男の子用は前足付け根と後ろ足付け根の中間部分、女の子用は後ろ足付け根から前足付け根までの間の1/3の位置と指定されています。購入する製品のサイズ表に書かれた位置に合わせて測り、適応体重と適応胴まわりで候補がずれたときは胴まわりを優先してください。装着後は指が1〜2本入るくらいのフィット感が目安です。
ずっと着けっぱなしでも大丈夫ですか。
おすすめできません。長時間つけっぱなしにすると、排泄していなくても中がムレて雑菌が繁殖しやすくなり、おむつかぶれの原因になります。排泄がわかったら早めに交換し、必要なとき以外は外す時間をつくってください。介護で長時間の装着が必要な場合でも、就寝時や留守番のときだけ着ける、排泄しやすいタイミングでトイレに誘導するなど、装着時間を最小限にとどめる工夫が紹介されています。
おむつを着けた部分が赤くなってきました。どうすればいいですか。
まずは外す時間を増やして皮膚への刺激を減らし、サイズや使い方を見直してください。汚れは強くこすらず、やわらかいおしりふきやぬるま湯でやさしく落とし、水分を押さえるように拭き取ります。汚れやすい部分の毛を短くカットしておくのも有効です。それでも改善しない場合や、かゆがって噛む・引っかくといったようすがある場合は、早めに動物病院を受診してください。人間用の市販薬を自己判断で使うのは避けましょう。

まとめ

犬に着ける排泄グッズは、「何のために使うのか」を先に決めると迷いません。外出先のマーキング対策なら男の子用のマナーベルト、ヒート中の出血なら女の子用のサニタリーパンツ、介護や長時間の装着ならフルカバーおむつ。役割が決まれば、必要な吸収量も交換の頻度も見えてきます。そのうえで欠かせないのが胴まわりの実測です。体重だけで選ぶとゆるすぎ・きつすぎになりやすく、それがズレ・漏れ・皮膚トラブルに直結します。

そして、着けたら終わりではありません。こまめに交換する、外す時間をつくる、装着部の皮膚を毎日見る。この3つを習慣にできるかどうかで快適さは大きく変わります。体を覆われるのは犬にとって小さくない違和感なので、自宅で短時間から慣らしてあげてください。赤みやただれ、かゆがるようすが続くときは、家庭でのケアだけで様子を見ずに動物病院へ相談しましょう。

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出典・参考

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